多摩けいざい
お客さま景気動向インタビュー
株式会社藤和ハウス
代表取締役社長 小髙欣一氏
2023年1月25日
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西東京市の田無駅近くに本社を構える株式会社藤和ハウス。創業当初から地域密着を掲げてきた同社の強みは、長年にわたって多摩地域の中で築き上げた独自のネットワークだ。不動産に関するあらゆる事業を扱う「住まいのトータルプランナー」として、顧客からも高い評価を得ている。
事業の概要について
今年で創業49年目を迎えた当社は、不動産の売買仲介事業を主として、多摩地域を中心に愛知、福岡を含め14店舗を展開しています。他にも不動産分譲、不動産運用、リフォーム、賃貸仲介管理など、あらゆるニーズにお応えできる体制を整えています。
地域貢献活動にも力を入れており、地域のイベントやお祭りへの協賛、多摩地域の大学で学ぶ学生の支援など様々な活動を行っています。
経営動向について
新型コロナウイルスの流行によって、不動産に対する需要に変化が生じました。家に住みやすさを求める人が増えた結果、都心から広い敷地のある郊外へ、都内では西へ西へ、と人が流れたのです。この変化は、多摩地域を中心に展開する当社にとってはプラスとなりました。
最近は、首都圏の不動産価格は上昇傾向にあり、田無でも戸建住宅の相場が上がっていると感じています。同じ物件でも価格が上がると購入層が限られてしまいます。ただし、この動きは金利の動向や資材の高騰など、様々な要因が絡み合って起こる一時的なもので、いずれ落ち着くと思われます。
人材については、新卒・中途に関わらず毎年約30名ほど採用しており、きめ細かな研修による人材育成を行っています。多摩地域に住む社員も多く、地域のことを知り尽くした人材が揃っていることが、お客様に喜んでいただけるご提案につながっていると感じています。
「買う・売る・建てる・貸す・借りる・直す」すべての場面で顧客をサポートする今後の事業展開について
お客様とのお付き合いは、物件の引渡しからが本当のスタートです。お住まいになったあともお客様の相談に応じる部門があり、喜んでいただいています。お客様のライフステージに合わせて買ったり直したりする、その変化に寄り添える会社でありたいと考えています。
当社では多摩地域全域で分譲住宅地の販売を行っており、毎週末200ヵ所以上で現地見学会を開催しています。数十棟の大規模分譲住宅地では、道路などのインフラが整備され、住民同士の関係も新たなスタートとなります。これらの”小さな街”は、ファミリー層に人気があり、周辺地域にも活気をもたらします。多摩地域にはまだ十分な土地があり、この先ますます開発が進み発展していくでしょう。当社もその一助となれるよう、新店舗の展開を視野に、お客様に選ばれ続ける多摩地域No.1の不動産会社を目指して、攻め続けていきます。
(インタビュー日時: 2022年12月19日)
株式会社藤和ハウス
代 表 者: 小髙 欣一
本社所在地: 東京都西東京市田無町4-7-9
業 種: 不動産売買仲介業